禁断の扉を開けてみた(その2)。

某バッテリー

こんばんわ。
今日は一日イイ天気でしたね!
ワタシは、一日中、新PSPを弄ったり、アドエス弄ったりしてました♪(´∀`)←インドア派


今回は、先日エントリーしましたとおり、某バッテリーとカスタムファームウェアの話を。


まず、カスタムファームウェアって何よ?を書いてみます。

    • 適用したFWのバージョン相当の機能が使えます。
    • 自作アプリが動きます。(勿論エミュも含みます)
    • ISO形式、CSO形式が実行出来ます。
    • PS1エミュを使って、他PSソフトが動きます。
    • プラグイン機能で機能拡張が可能です。(スクリーンショットの取得など)
    • 他、色々と。


と、通常FWに加え、色々な機能が追加されているのが、カスタムファームウェアです。また、カスタムファームウェアも作者により、色々な種類があるようです。


で、このカスタムファームウェアを適用するのに、まずダウングレードをする必要があります。今回は、そのダウングレードを行うのに、必須ツールとも言えるパンドラバッテリーの作成方法から、カスタムファームウェアの適用までを手順にしてみました。(PSP2000専用の手順になっています。)


今回は、ある程度、「読んで分かる人向け」に書かせて貰いました。行間は補完して下さいませ。また、(いつもの事ですが)以下の手順を行うのは、自己責任でお願いします。


長いので、以下は「続きを読む」にしてみました。
■用意するもの

  • ハード
    • PSP1000(旧PSP) ※FWは1.50かCFである事(CFはGame folder homebrewでカーネルを1.50にしておきます)
    • PSP1000用のバッテリー(標準バッテリー)

※1.パンドラバッテリーモジュールは、こちらよりダウンロード出来ます。
※2.PSP FW1.50モジュールは、現状正規の場所からは手に入りません。


■手順
1. メモリースティックPRO DUOを初期化します。(PSPからでもPC上でもOK)


2. ダウンロードしてきたパンドラバッテリーモジュールを展開します。


3. 旧PSPとPCをUSBで接続します。


4. 2.で展開したモジュール内にある「mspformat/mspformat.exe」をコマンドプロンプトより実行します。(引数にPSPのドライブ名を指定します。)
例:「mspformat/mspformat.exe G」


5. メモリースティックにはフォルダが全く無い状態になっているのを確認します。


6. メモリースティックに、「ms0:/PSP/GAME/」を作成します。


7. 6.で作ったフォルダの中に、パンドラバッテリーモジュール内の「pandora_battery」「pandora_battery%」「pbfirm_install」「pbfirm_install%」フォルダをコピーします。
「pandora_battery」「pandora_battery%」は、「battery」内、「pbfirm_install」「pbfirm_install%」は、「installer」にあります。


8. PSP FW1.50を、UPDATE.PBPとファイル名を変更し、「ms0:/」にコピーします。


9. 旧PSPの、USB接続を切断します。


10. XMBより、Pandora's Battery Firm.Installerを実行します。


11. 再び、旧PSPとPCをUSBで接続します。


12. メモリースティックの「ms0:/」に、「msipl.bin」と、他いくつかのファイルが作られている事を確認します。


13. コマンドプロンプトより、「msinst/msinst.exe」を実行します。(引数には、PSPのドライブ名と、12.で作成された「msipl.bin」を指定します。)
例:「msinst/msinst.exe G G:/msipl.bin」


14. 旧PSPの、USB接続を切断します。


15. XMBより、Pandora's Battery Createrを実行します。


16. 画面が切り替わります。△ボタンでEEPROMをメモリースティックにバックアップします。


17. バックアップ後、再びPandora's Battery Createrを実行し、今度は×ボタンでEEPROMの書き換えを実行します。


以上で、パンドラバッテリーの完成です。


なお、ここの手順で使用したメモリースティックマジックメモリースティックと言うようです。このバッテリーと、メモリースティックは、大事に取って置く事をオヌヌメします。


ここからは、PSP2000(新PSP)にCFを適用する手順になります。


■追加で必要なもの

※M33 PSP Slim Custom Firmware 3.60は、こちらよりダウンロードします。


■CF3.60 M33の適用(PSP2000用)
1. ダウンロードしてきたM33 PSP Slim Custom Firmware 3.60を展開し、「pandora_slim」と、「pandora_slim%」を、マジックメモリースティックの「ms0:/PSP/GAME/」にコピーします。


2. PSP FW3.40とPSP FW3.50を、それぞれ340.PBP、350.PBPと名前を変更し、「ms0:/PSP/GAME/pandora_slim」にコピーします。


3. 旧PSPを起動し、XMBより、Pandora Ext. for Slim 3.60 M33 Installerを実行します。


4. 新PSPにマジックメモリースティックを入れます。


5. パンドラバッテリーを取り付けます。ここで自動的にPSPの電源が入りますが慌てずに。※ACは接続しない事。


6. (画面が真っ暗なままですが)×ボタンでCF3.6 M33の適用が始まります。


7. 適用が完了すると、自動的に電源が落ちます。


8. 電源を入れ、本体情報よりファームウェアのバージョンを確認します。


以上で、CF3.60 M33の適用は完了です。